
2016年11月7日
10月上旬、恒例の美味しい食事会が開催されました。
和食 割烹の「和味処 桜川」さんです。
お店の外観

看板・建具から内装の細部に至るまで木で設えられており、
情緒ある空間の中でお任せコースを頂きます。
絶品料理の前にチラリとご紹介させてください、ワクワクして
料理を待っているチームトラベルクラモトのメンバーです。

わくわくしながら、何が出てくるのかあれこれ想像したり、
おしゃべりに花が咲きます。
カウンターで頂くので、迅速なサービスと大将の軽快なトークを
一斉に共有できます。
さて、はじめは何が出てくるのかワクワクしてきます。

~八寸~

◇かき釜(貝と丹波 黒枝豆の白和え)
◇子持ち鮎
◇ゆり根の梅肉和え
◇生いくら
柿の中に黒枝豆と貝の触感の違いをじっくり噛んで味わい、
柿色と黄緑から緑色のバリエーションによって、秋の訪れを食材で
知る喜び!
ゆり根のほろほろに梅肉が合うんですね。
~お造り~

◇本マグロ 北海道産
◇メイチダイ 九州産
◇イサギ 和歌山産
本マグロは味が濃く、徐々に溶けていきます。
写真手前の真っ白な白身で、知る人ぞ知る魚、メイチダイ。
希少なお味は、噛むほどにもちもちした触感になり、
甘味がある!
右手は天然のイサギ。血合いが美しく、白身の魚にもない味だそうです。
大葉の下には、青ずいきが大根のつま代わりに敷いてありました。
ちなみに芋茎(ずいき)とは、サトイモやハスイモなどの葉柄です。
~焼きもの 壱~

◇牡蠣の自然薯グラタン
牡蠣が丸ごと入っていて、美味しいと食べる私たちに大将からクイズ。
そのグラタンに牡蠣以外の食材は何でしょうか?
じゃがいものような舌触りだが、味が違うしと考えていたら代表クラモトが、
山芋ちゃうかな?と正解!大将もまさか分かるとは~と感心してくださり、
さすが美味しいものを知り尽くした食通です。
牡蠣は北海道釧路の仙鳳趾(せんぽうし)産
年間を通じて水温が低いことから一年中牡蠣が食べられ、殻に対して
身が大粒で、強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴です。
さてさて、次はこれですよと大将が見せてくださったのは、子持ち鮎!
「よかったら写真撮っときや~」と目の前に持ってきてくれる優しい
気遣いに感激しつつ、パシャリ。

~焼きもの 弐~

◇子持ち鮎 丸焼き
産卵前で身もぷりぷり、卵もふわっとした火加減になっていて、
もう抜群です!
自家製土佐酢につけても美味しいと勧めてもらい、さっぱりした
味わいになります。
~煮物~

◇蓮根饅頭 あんかけ
とろとろの餡の中に水菜と菜の花が彩り、蓮根饅頭の美味しいこと!
~お寿司~ 4種
一貫ずつ握りたてを置いてくださります。うれしい。
◇鯛

ころこりした触感がたまりません。
◇しまあじ

とろけます。脂も上品。
◇さば

しゃりとの一体感が絶品!
◇水なす
よく漬かっていて、細切りの生姜が良いアクセントに。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大将から「これでコース終了ですが、まだ足りない人いたらまだ準備
するよ~」と言われましたが、量まで完璧で満足していたので、十分
頂きましたから大丈夫です~と答えてました。
覚えきれないほど大将のキレのあるトークに爆笑して、惜しみなく食材の
ことを丁寧に教えてくださり、なるほど~と勉強になりつつ、美味しい和の
味わいに胸もお腹いっぱい幸せな時間を過ごせました。
お店でブログもされているので、旬の食材や今しか食べられない料理などを
確認してから、来店されるとさらにおいしい時間を過ごせるかと思います!
2016年8月24日
8月上旬、恒例のおいしい食事会が開催されました(^^)♪
イタリア料理のAL SODOさんです
イタリア料理と言っても地方によって様々
こちらではエミリア・ロマーニャ州のお料理がいただけます
ミラノやフィレンツェにも近いこの地方のお料理の特徴は・・・
濃厚バターと生ハム!!です
お店の外観はこんな感じ

オシャレなメニューボードの中からお勧めの品々を堪能?

まずはバラエティに富んだアンティパストから
☆ニョッコフリットと生ハムの盛り合わせ☆

これはエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャの郷土料理です
ニョッコとはピザ生地のフリットのことで、生ハムと一緒にいただきます
生ハムの白い部分は背脂ですが、あっさとりしてしつこくなく
程よい塩分が食欲をそそります
☆なすのパルミジャーナ☆
いわゆるなすのラザニアです

フォカッチャも一緒に

☆トルタサラータ☆

生ハムとチーズのキッシュのことですが、キッシュはフランス語で
イタリア語ではトルタサラータと言うそうです
☆キャベツのブティーノ☆
キャベツの香草パン粉オーブン焼き

次から次へと美味しいアンティパストが登場、そしてどれも美味( *´艸`)
口に入れた時の風味や食感を脳に焼き付けながらどんどん行きます!!
☆アスパラミラネーゼ☆

アスパラのしゃきしゃきした食感が爽やかな一品
さすが生ハムが名物とだけあって、本日3度目の生ハムさん♡
エミリア・ロマーニャ州は湿度が高く、そこに発生する霧が生ハムに
芳醇な香りや甘みをもたらすそうです
☆タコのマリネ☆
北海道産のタコがプリプリの歯ごたえ
オリーブの塩分がアクセントになっています

う~ん、どれも素晴らしい品々(^O^)
ここまでがアンティパスト、そしていよいよパスタになります
その前に本日のワインは、Barone di Bernaj (シチリア産赤ワイン)と
Trebbiano Rubicone (エミリア・ロマーニャ産白ワイン)でした!
さて、AL SODOさんのパスタは全て手打ちでとても優しい舌触りが特徴
☆ラザニア☆
お店のイチオシだそうです

☆イイダコとオリーブバジルのパスタコルタ☆

イイダコは半日以上炊いているとのことで柔らか
パスタはピサレという耳たぶ型のパスタでモチモチした弾力と歯ごたえがあります
☆国産レモンのクリームソースフェトチーネ☆

これはスタッフに好評でした!!
クリームソースにレモンの酸味が斬新で爽快
これだけの品数をいただいていても胃に負担のない一品です
パスタ3皿を平らげ、まだまだ食べるチームトラベルクラモト一同です(笑)
メインは・・・
☆スカロッピーネ☆

これがまた絶品!(^^)!
じゃがいものペーストの上に豚肉のセージバターソースが乗っています
エミリア・ロマーニャの料理の特徴であるバターが濃厚で豚肉の風味を引き立てます
デザートはそれぞれ好みの品々をオーダー
☆クレームカラメッラ☆ (イタリアのプリン)

☆アマレッティのセミブレッド☆ (アマレッティ=ビスケット)

☆パンナコッタ☆

☆バニラジェラート☆

スタッフ一同、幸せなひとときを過ごしました(*^^*)
駅から少し歩きますが、歩いてでも訪れる価値のある美味しいレストランです
是非訪れてみてくださいね♪
2016年7月11日
美味しいツアーを提供していますチームトラベルクラモトです
先日会社の食事会でご近所のETXOLAさんへ行ってきました。
バスク料理のお店ですが、平日、土日かかわらず店内はいつも混んでいて
人気のお店です。
会社のスタッフもみんなETXOLAさんが大好きです。
久しぶりなので、期待が高まります♪
と、その前に

乾杯!
まずは「お付出しのタパス」、稚鮎のフリットと緑のガスパッチョ。

緑のガスパッチョには、キュウリ、ピーマン、玉ねぎをにんにくとビネガーで味付。
酸味がきいてさっぱりとした初夏らしいお味。
稚鮎も鮎特有の苦みが初夏のおとづれを感じます。
つぎに、スペイン産のホワイトアスパラと生ハム。
彩がキレイ。しっとりとしたアスパラは肉厚で食べ応えがあります。

と、このタイミングで弊社ののんべえ2人組がワインを注文

バルセロナ産のシャルドネ。
しっかりとしたお味の白ワイン。
つづいて、明石ダコとピルピルソース

たこがプリプリ、バジルの風味とまろやかなピルピルソース、
新鮮なオリーブオイルが美味しい。
パンをつけてしっかりソースも最後まで完食!
ちなみに、ピルピルソースは日本では聞きなじみのないソースですが、
バスク地方ではよく使われるソース。
タラのゼラチンとオリーブオイルを乳化させたものなんですが、
作っているところを見ても、オリーブオイルが熱されたフライパンにでタラを煮詰めているといきなり白くなってくるので
何度見てもなんで??となります。
不思議なソースです。
そして、待ってました!オマールエビごはん。

ETXOLAさんのリゾットは、アサリやきのこ等何度か頂きましたが、いつもとっても美味しくて
記憶に残ります。
たまに思い出して、食べたい!っとなるのですが、
今日はオマールエビ。メニューを見た時から気になっていましたが、
海老の味がよく染み込んだ濃厚なお味。
一同、非常に美味しく頂きました♪
また、その器にも興味深々。このピンクの器は有田焼だそうです。
お次は、、ハモのサルサヴェルデ。

アサリに白ワイン、パセリのソースですが、
ぷりぷりとしたアサリの風味が豊かで、和のテイストを感じます。
ついにメイン。島根産黒毛和牛 外ヒラの炭火焼

外ヒラとは、モモ肉の一部だそうです。
外は炭火特有のいい感じの風味があり、
中は柔らかく、噛めば噛むほど味が出る味わい深いお肉さまでした。
すでにお腹はいっぱいでしたが、
これは絶対に食べなきゃ一生後悔すると思い何とか完食!
最後にデザートとして、ゴシュアとイチジクのコンポート。

ゴシュアとは、カスタードとラム酒を染み込ませたスポンジを重ねたケーキだそう。
バスク地方らしい、濃厚なお味のケーキなのでイチジクのコンポートと一緒に食べると美味しく頂けます。

最後に紅茶を頂きましたが、さすがにお茶菓子には手が出せず、
後ろ髪を引かれながら退散しました。笑
最後にお見せの前でパシャリ。
いつも気さくに料理のこと、バスクのこと、教えてくださる
ETXOLAのオーナー平山さん。

イケメンですね♪
このさわやかな笑顔のとりこになるマダムも多いそう。
納得です♡
いつも美味しい食事と素敵な空間を、ありがとうございます。
以上、チームトラベルクラモトお勧め、大好きなバスク料理、
ETXOLAさんでした(^^)/
2016年5月21日
今日はオンダリビアの紹介をします。
サンセバスチャンより車で20分程で到着できる、スペインとフランスの国境の街。
川のこっち側はスペイン、向こう側はフランス、とそんな感じです。
オンダリビアはスペイン側。
城壁の街としても知られています。
旧市街地が城壁へ囲まれており、中に入ると、とっても可愛らしい街並みがみなさんの心をわしづかみにします。



散策するだけでも素敵な時間を過ごすことができますが、
オンダリビアに来たらぜひ行って頂きたいレストランがあります!
それは。。
~La Hermandad de Pescadores~
「世界一」 と噂されるほど美味しい魚介のスープを味わえます。
こちらがその噂のスープ

とっても濃厚。きっと、確かに今まで頂いた魚介スープの中で一番おいしいと感じるでしょう。
ただ、ここのレストランは魚介スープだけではありません。
出てくる料理、すべてが本当に美味しいです。
たとえば前菜

焼いたししとうとピーマンの合いの子のようなお野菜に生ハムをのせたもの。
塩みのきいた生ハムと、ほろ苦く、温かいお野菜が絶妙にマッチします。
生ハムって温かいものと一緒に食べても美味しいんですね。
メルルーサのピルピルソース

メルルーサがほくほくしていて、ソースと絡み、非常に美味。

こちらは、カニグラタンのようなものでした。非常に蟹の味が濃いです。

デザートのチーズケーキ。
ブルーチーズが入っているため日本のものよりもかなり濃厚。
わたしはこの味が大好きです。
レシピをぜひ教えてほしい。。
また、お店の雰囲気も素敵。
きちんと座って食事を頂いているのは地方から来た人だけなんじゃないかと思うほど、いつ来てもおっちゃんたちが立ち飲みしながら楽しく談笑しています。
観光客だけじゃない、地元の方からもとっても愛されているレストランなんだと感じます。
少しでもオンダリビアの良さが伝わっていただければうれしいです♪
2016年3月26日
バスククリナリーセンター


サン・セバスチャン市の郊外に2011年9月に設立された、調理科学に重点を置いた4年制の大学。
このセンターのすごいところは、諮問機関として、グループG9と呼ばれる国際顧問委員会が設置されており、
委員長はスペインのカタルーニャの世界的に著名なレストラン、エル・ブジEl Bulliのフェラン・アドリアFerrán Adriá氏であること。
エル・ブジはご存知の方も多いと思いますが、今は閉店していますが、ミシュラン3つ星、世界一のレストランの称号を得、45席しかないシートに年間200万人もの予約希望が入ることで、世界一予約が取れないことでも有名なレストランです。
その他、美食に関して最も重要な国々9カ国のトップシェフ9人により構成されており、(日本人では服部幸應氏が参加されています。)
彼らのアドバイスを元にセンターの戦略が立てられます。
そんなクリナリーセンターへ、短期大学の食物コースを受講される生徒さん方をご案内させて頂きました。
研修を担当して下さったのは、かつて3つ星のアケラレで右腕として働いておられたエンリケさん。
現在はゲタリアで独立してレストランを経営されておられるそう。レッスン後もレストランの準備があるとおっしゃっておられました。

写真はパンをもって案内中のエンリケさんと通訳を担当するバスクスタッフの山口。
研修は、約3時間のデモンストレーション。
「バスク料理の今、昔を伝統料理から現代テクニックまで広く見聞を広めるコース」。
バスク料理とはどんな料理なのか、説明をもらった後、
早速1品目を作っていきます。
まずは、ピンチョスといえば、欠かせない「ヒルダ」から。
ヒルダはギンディ−ジャと呼ばれる青唐辛子のオイル漬けとオリーブとアンチョビを串に刺した定番のピンチョス。

その定番のピンチョスを作った後、現代のテクニックを使用した、新たらしい「ヒルダ」を教えて頂きました。
余談ですが、クリナリーセンターでは、「分子料理」という経験値ではなく分子レベルでなぜ美味しいのかを研究する機関があります。そこでは白衣を着てまるで科学者のような方々が日々研究を重ねています。
そんな分子料理を駆使した現代テクニックを使用すると、「ヒルダ」はこうなります。

ギンディージャの中に注射器で入れたペースト状のアンチョビが入っており、黒い砂のようなものはアンチョビです。
なんだかとってもオシャレになりましたね。
次に教えてくださったのが
Red peppers stuffing with cod 赤ピーマンにタラの身のペーストを詰めたもの。

とっても美味しく、帰国後にお伺いした、ご旅行中でどの食事が一番一番おいしかったかという質問に、星付きレストランやオンダリビアのヘルマンドなどを差し置いて、このお皿を挙げておられた方もいらっしゃいました。
つづいて、
Squid ink pearls イカスミの真珠?
直訳すると意味不明です。作り方はこちら。

油の中に加工したイカスミを注射器で落としていきます。そうするとなぜか丸まるのです。
初めての調理法にみなさん驚いておられました。
途中使用するイカを獲ったイカ釣り名人のビデオを紹介してくださいました。
この方はなかなか見れない、幻の名人なんだ~なんて言いながら。

エンリケさん!笑
先生の可愛い冗談のおかげで、和やかな雰囲気になります。
さて、Squid ink pearls 完成するとこうなります。

またまたオシャレな一品になりました。さすが現代テクニック。
そして
Cod in pilpil sauce メルルーサのピルピルソース
ピルピルソースとは、油と魚のたんぱく質でとろみをつけたソースでバスクでは頻繁に使われます。

部位を絵にかいて教えてくださいました。

手前はココチャと呼ばれる、のど元の部分。1匹から2枚しかとれず貴重な部位で、コラーゲンが多くプルプルです。
このメルルーサのピルピルソースは、前日にレストランで頂いていたのですが、みなさんこっちの方が美味しいと大絶賛。
最後に、cheese,quince jelly and walnuts
チーズと、クルミ、マルメロという果物のゼリーを使ったデザートを作ってくださいました。
とにかく試食が盛りだくさんで、しかもどれも非常に美味しく頂きました。
生徒さんはご旅行の最終日ということもあり、お疲れかと思いましたが、みなさん非常に集中し熱心に先生のお話しを聞いておられました。
3時間の研修後に感想をお聞きすると、疲れてきたな、と少し思ったタイミングで試食を出してくださったり、
ビデオを見せてくださったりと、最後まで飽きることなく研修を受けることができた。
たのしかったと、感想を頂きました。
確かに、同席させて頂きながら生徒さんの興味を引き付けることが非常に上手なこと、
途中冗談も交えながら、終始飽きさせることのない、テンポのよさを感じました。
また、今回のご旅行中から、この通訳、レストラン選びのアドバイスまで多気にわたるサポートを
共にしてくださいました、フードコーディネーターでもある山口。
本当に料理のことを知っていないと伝えることができない通訳を、してくださったと思います。
途中シェフの説明が足りないと判断されたところは山口さんの言葉で案内もあったほど。
非常にありがたかったです。
レッスンを終え外に出るときれいな夕焼け。

こんなきれいな夕焼けの見える、サンセバスチャンの環境の良さに改めて気づかされました。
海と山、自然にめぐまれ、雨がおおいため農作物がよく育つ。
独自の伝統的な食文化を大切にしながらも、新しい食への探求を怠らない。
美食の街サンセバスチャンの魅力は、これからもきっと世界中の方々を引き付け続けるのでしょうね。
エンリケさん、山口さん、素晴らしい研修をありがとうございました!(^^)!
2025.11.03
2025.10.21
2025.06.20
2024.12.25
2024.12.19
2016.04.11
2016.02.13
2012.11.09
2012.05.30
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